占いクリエイター協会について
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ご挨拶
一般社団法人占いクリエイター®協会は、《占星術》というツールを通して女性の起業・自立を応援し、占星術界のさらなる発展と、女性の多岐にわたる活躍を実現したいという理念のもと、発足いたしました。
「占い」と聞くと、怪しい、よくわからないというイメージを抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、本協会の主軸である「宿曜占星術(しゅくようせんせいじゅつ)」をはじめ、算命学や四柱推命、タロット、手相といった占星術は、はるか古来より脈々と伝えられた「人々の知恵」であり、上手に使いこなすことで私たちの人生をよいりっそう充実したものにしてくれる、高尚な叡智です。
一般社団法人占いクリエイター®協会に所属する協会員は、宿曜占星術のみならず様々な占術の師範・講師として正式な資格を保有し、それぞれの得意分野で、その技術と個性を生かして鑑定・講師活動に尽力しております。
占星術に親しみ、それを楽しく学んでご自身の財産とすることで、一人でも多くの女性にもっと笑顔になっていただきたい。
本協会の《占いクリエイター》たちが、皆様の人生を明るく照らし、今まで以上に輝くための光の道すじをお届けいたします。
一般社団法人占いクリエイター協会
代表理事 池田比呂子
宿曜占星術とは
宿曜占星術は、正確には「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」
(もんじゅしりぼさつしょせんしょせつきっきょうじじつぜんあくしゅくようきょう)といいます。
しかし、あまりにも長い名前なので、後ろの3文字をとって「宿曜経」と呼ぶのが一般的です。
その発祥は紀元前のインドにまでさかのぼります。
正確な時期は定かではありませんが、約3000年ほど前に、知恵の菩薩として知られる文殊菩薩が28宿を基に暦を作り「宿曜経」に表したとさています。
「宿曜経」はその後、インド密教占星術に取り込まれていきます。仏教を学びに中国からインドに渡った「不空三蔵」という僧が中国に持ち帰り、弟子に書物としてまとめさせた経典の題名が「文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経」と名づけられ、中国宿曜道として発展しました。
宿曜占星術を日本に伝え広めたのは、弘法大師こと「空海」です。空海は日常の生活・行動に積極的に宿曜占星術を取り入れ、彼の弟子達にも教え・広めました。
「宿曜経」は当時の政治の判断基準として重宝されていた陰陽師の「陰陽道」と人気を二分するまでになり、「宿曜道」と呼ばれることもあり、社会的地位を確立していきました。
一説には、かの織田信長も敵対する武将との相性を占い、戦いに赴いたという話もあります。
しかし、そのあまりの的中率の高さに江戸時代、徳川幕府は宿曜占星術を封印してしまいました。
時が経ち、明治以降に宿曜占星術は見直され、近年再び注目を浴び始めています。